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我が家の中学受験を振り返る③ 合格の要因と反省点

我が家の中学受験体験記、最終回です。

 

ご興味のある方はお付き合いください。

 

pikao109.hatenablog.com

 

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新6年生の春休みから受験塾に通い始めた我が息子。途中、本当に第1志望の公立中高一貫校に合格できるのかと不安でしたが、その学校の試験前に受験した国立中学2校のうちの1校から合格を頂きました。入学手続きの締め切りがすぐだったことや、本人もその学校をとても気に入っていたので、これも縁だと思い、合格発表を見に行ったその足で入学手続きを済ませました。

 

息子の場合、比較的短期決戦で国立中学に合格できた要因として、2つあると思います。

 

①国語の成績が良かった

学校の通知表や塾・外部の模試で国語は常に良い成績を収めていました(好きと言う訳ではないようです)。とはいうものの、読書好きということは全くなく、本は自らすすんでは読みません。ただ、1歳を過ぎたころから毎日本の読み聞かせはやっていて、3年生以降は読売KODOMO新聞を毎日本人に音読してもらっています。これが好成績につながったかと言えば?(不明)です。

 

国語は私自身あまり得意ではなく、短期間で点数を上げるのが難しい教科なのですが、息子の場合は安定して高得点を取っていたので、漢字以外は特に対策が必要なく、その分算数など他教科の勉強に集中することができました。

 

②面接が得意

国公立中学受験では、教科試験の他に面接があるとことが多く、グループディスカッションやグループワークなどを実施する学校もあります。うちの息子はこれが得意で塾の冠模試でも常に満点に近い点数でした。私は面接などは苦手なのですが、息子は「試験が面接だけだったらいいのに」というくらい、得意なのです。実際に面接の得点割合は教科試験に比べると高くはなく、どこまで合否に影響したのかは不明ですが、本人は殆ど緊張することなく面接に臨めたそうなので、良い印象を与えたのではないかと思います。

 

 

ここまで読むと我が家の中学受験は順調だったと思われますが、反省点もありました。

 

試験前日、持ち物チェックを本人に任せていたら当日学校に向かう途中に定規を忘れたということに気づき、コンビニをはしごする羽目になりました。シャープペンシルや消しゴムなどは売っているのですが、流石に定規は売っておらず、3軒目で唯一見つけたのが折り畳み式の定規。持ち込みNGかもしれないけれど買って持たせました。結局、使用は認められず、定規を使用する問題は消しゴムで対応できました。忘れ物をよくする息子なので、大事な場面では最終チェックは親がしなければなりませんね。因みに息子の他にも2,3名定規を忘れた男子がいたそうです(それにもびっくりした)。

 

また、通塾を開始する前に中学受験についてもっと情報を収集しておくべきだったと思います。最難関校への受験ではなく国公立中学受験と言えどもかなり高度なレベルの問題が出ることが分かっていたら、早めに塾に通わせるか通塾前の家庭学習でもう少し勉強時間を増やすなど対応できたのではと思うのです。中学受験の勉強は算数にかなりの時間と労力をかけるので、社会と理科がどうしても手薄になりがちなのですが、この2教科も受験科目に入るとなると範囲は結構広いです。新5年生春休みから塾に通えば、落ち着いて塾の授業や宿題のペースにも慣れることができるし、理科や社会も5年生の範囲を基礎からじっくり学ぶことができたと思います。お金と時間に余裕がある場合は5年生からの通塾をお勧めします。

 

 

我が家は関西の校外ですが、思ったよりも中学受験組が多く、クラス30名のうち外の中学に進学する子は5名位だそうです。近所には有名な難関私立中高もありますが、中堅校に進学される方も多いようです。

 

他の方の中学受験のブログを見ると、関東での中学受験の過熱ぶりはすごいですね。中学受験が終わった直後から大学受験に向けて塾に通い始めるというのも驚きでした(そういえば、入試や合格発表の際に学校の前で塾や予備校のパンフレットを配っていました)。息子には学校の成績は中以上をキープしつつ、6年間の学校生活をエンジョイして大学は推薦で行けたらと思っています(面接が得意ですし)。

 

長い記事になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。