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噂のフェルメール《真珠の耳飾りの少女》展に行ってきました

 

名画「真珠の耳飾りの少女」が大阪で見られると知り、いつかオランダで見るつもりだったけど、せっかくのチャンスなのでチケットぴあ先行抽選に応募したところ当選しました。

 

チケット発売前から話題になっていたこの展覧会。展示作品は12点で一般チケットは3,000円という金額にも賛否ありました。先行発売・抽選販売開始されるや否や、接続できないトラブルや転売でXでは大荒れ。開催されると今度はチケットは予約抽選販売のみなのに、大混雑で長時間の待ちが発生やらグッズが早々に売り切れて転売されているなど、ネガティブ情報ばかり流れてきて、もう行くのやめようかと思ったりもしました。しかし、日本での公開も最後になるとの情報もあり、少々気合を入れて見に行くことにしました。

 

vermeer2026.exhibit.jp

 

これまでも「真珠の耳飾りの少女」は何度か来日していて、前回2012年に神戸に来た際に見に行ったことを鮮明に覚えています。その時は当日美術館でチケットを買って入場し、絵の手前で10分程列に並んで見ることができたので、今回の大盛況ぶりにはかなり驚きました。私の記憶では絵の名前は「青いターバンの少女」だったのですが、いつの間にか「真珠の耳飾りの少女」に変わっていました。

 

8月末の平日昼間、大阪中の島美術館に到着。

 

予約していた入場時間の10分前に到着し、10-15分程の待ち時間で入場できました。

 

 

展示作品12点のうち、最後に展示されているフェルメールの作品2点のみ写真撮影可能でした。

 

最初の部屋から大混雑で、絵の前にたどり着くのも大変な位でしたが、展示作品が少ない分、解説や動画が充実していて絵の背景をより理解できたのはとてもよかったです。歴史画、肖像画、風俗画、静物画、教会内景画、風景画と様々なジャンルの17世紀オランダの名画を鑑賞できたところも良かったです。特に私が気に入ったのはパウルス・ポッテルの風景画でした。

 

フェルメールの最後の2点が展示された部屋たどり着くまで、フェルメールの全作品についての展示や映像があり、フェルメールについてよく知ることできたのがとてもよかったです。各作品が展示されている美術館が世界地図と共に紹介されているパネルに興味津々でした。

 

 

フェルメールの作品「ディアナとニンフたち」は3列ほど並んたのちに正面で比較的ゆっくり見ることができました。

 

 

各絵画には、通常の解説に加えて子供向けの優しい説明がミッフィーの絵と共にありました。

 

「ディアナとニンフたち」

フェルメールの絵は室内画が多いイメージでしたが、このような宗教や神話の一場面を描いた絵画もあるというのは新しい発見でした。

 

そして、最後の1枚「真珠の耳飾りの少女」が展示されている部屋へ。絵は思ったよりも小さいです。

 

2,30分程列に並んでようやく間近に見ることができました

並んでいて正面に来た時に少し後ろから見つつ、絵の前に来たら写真を1枚撮ってすぐに立ち去らないといけないので、鑑賞とは言えないレベルでした。ネットでは鑑賞会ではなく、写真撮影会だって書かれていましたが、まさしくそんな感じでした。

 

入場してから会場から出るまで、所要時間は1時間半~2時間でした。始まってから1週間以上経過していたこともあり、係員の案内はスムーズで運営もよく考えられていて、当初Xで書かれていたほど酷くはなかったので、改善されてきているのではと思いました。

 

グッズ売り場は2か所ありましたが、どちらも入場するまでに30分以上かかりそうなくらいの行列だったので、グッズにはそれほど興味がない私は並ばずに帰りました。

 

「真珠の耳飾りの少女」は、オランダのマウリッツハイツ美術館では混雑することなく1人占めで鑑賞できるそうなので、次回オランダで会える日を心待ちにしています。

2026年夏 シンガポール旅行 宿泊ホテルの紹介

今回の旅行ではホテル ジェン オーチャードゲートウェイ シンガポール バイ シャングリラに4泊しました。

 

以前海外ホテルはBooking.comで予約をしていましたが、クレジットカードを登録することに不安があるため、最近はホテル検索のみ検索サイトを使用したのち、予約自体はホテル公式サイトで行っています。当ホテルは日本語で予約可能で安心しました(英語は理解できるけれど、キャンセルポリシーなど大事なところは正確に確認しておきたい)。

 

www.shangri-la.com

 

決め手の1つは立地の良さ。地下鉄サマセット駅直結でショッピング街の上階にホテルがあるので、観光名所へアクセスし易いだけでなく、コンビニやスーパーでのお買い物やレストランでの食事も周辺で済ませることができたのがとてもよかったです。

 

滞在した部屋はSuperior Twin(27平米)。2人で滞在するには十分な広さでした。

部屋に窓さえあればビューはそれほど重視しないので、景色はそれほど良くなくても気にならなかったです。

 

洗面所とシャワーブース

今まで泊まった海外のホテルで一番シャワーの水圧が完璧で使いやすいと思ったら、TOTO製でした。さすが日本企業。全くストレスがありませんでした。

 

シャンプーやボディーソープの香りが独特で、私はとても気に入りましたが好き嫌いありそうです。

 

驚いたのは廊下から以外、上下左右から他の部屋の話し声や音が聞こえなかったことです。部屋の中は水回り含めて清潔に保たれていました。

 

ただ1つデメリットをあげるとすれば、部屋と洗面エリアが壁とドアで完全に仕切ることができないので、2人(特に友人同士)で泊まる場合は少し気を使いそうです。

 

屋上にはシンガポール市街を一望できるルーフトッププールがありました。このプールもこのホテルに決めた理由の1つです。

暑い日中街を散策した後、遠くにマリーナベイサンズを見ながらプールでクールダウンしました。夜も営業していて、夜景がとても綺麗でした。

 

同じ階にはフィットネスジムとテニスコートもありました。

ジムとプールは宿泊者は無料で利用できます

 

空港に到着後、ホテルまでは地下鉄で移動しました(所要時間は約1時間)。2回乗り換えしましたが、降りたホームから上下ではなく水平移動のみだったのでとても楽でした。

 

2026年夏 シンガポール旅行 回った観光名所

前回の記事ではガーデンズ・バイ・ザ・ベイに行った話をしました。

 

pikao109.hatenablog.com

 

今回は、それ以外に訪れた観光スポットをダイジェストでご紹介します。

 

2日目朝に行ったマーライオン公園

朝は比較的すいていると何かで見たのですが、実際は想像以上に観光客が多かったです。中国人(?)観光客がほとんどで、ツアー客も多数いました。

 

「世界三大がっかりスポット」の1つに入っているマーライオンですが、私の想像よりも大きくて水量も申し分なかったです。地下鉄ラッフルズ・プレイス駅から徒歩8分ですが、暑い中歩くのはちょっと大変です。

 

公園は綺麗に整備されていて、眺めも最高でした。次回は夜景を見に来たいです。

 

異国情緒満点のアラブストリート

 

地下鉄ブギス駅から少し歩くと、独特のエスニックの雰囲気が漂う地区に到着。道の両側にお土産物屋さんやペルシャ絨毯のお店、ケバブなどのテイクアウトのお店が並んでいます。

 

サルタン・モスク

残念ながら訪れた時は礼拝時間だったので、中は見学できませんでした。

 

アラブストリート

息子のリクエストでトルコアイスのパフォーマンスを体験。アイスを中々渡してもらえませんでしたが、とても喜んでいました。もちろんアイスもおいしかったです。



チャイナタウン

ここもお土産物店がずらりと並んでいました。お腹が空いていたらここで飲茶を食べてみたかったです。

夜のネオンも綺麗そうです。

 

ヒンドゥー教寺院のスリ・マリアン寺院

 

中に入ると、丁度儀式が行われていました。

ヒンドゥー教の寺院にお目にかかることはめったにないので、とても新鮮でした。

 

仏牙寺龍華院博物館

ミャンマーで発見された仏牙の歯を保存する寺院で、2027年に建てられたかなり大きい建物でした。

建物内には寺院と博物館がありますが、すでに開館時間を過ぎていたため見学できず。

 

 

4日目はセントーサ島に行き、息子の希望でジップラインに挑戦しました。ビーチのそばで受付後、車で高台まで送ってもらい、そこから沖合の小島に向かって滑り降りました。全く怖くなくて爽快に滑り降りましたが、途中から海に背を向けて滑ってしまい、海の景色を楽しめなかったのが少し残念でした。

 

(ケーブルカーから撮影したシップライン付近の写真)

 

車でスタート地点の高台まで送ってもらう途中、野生のオオトカゲに出会ったのが一番驚きでした。1メートルくらいあったと思います。

 


その他、シンガポール観光名物のナイトサファリも行きました。夜の動物園を見学するのは新鮮で、動き回る象やキリンだけでなく、日本ではあまりお目にかかれない東南アジアに生息する動物も多くて楽しかったです。

 

ただ、暗くてはっきり見ることができないというデメリットはあり、私のiphone SEではブレブレまたはぼんやりした写真しか取れなかったのは少し残念でした(トラムで同席した中国人は高性能スマホで綺麗な動物たちの写真を撮ってました)。

 

次回シンガポールに来た際は、ナイトサファリの近所にある昼間空いている動物園などに行ってみたいです。

 

一国で複数の異文化体験できるのはシンガポールの魅力の1つで、息子にとっても良い体験になったと思います。

2026年夏 シンガポール旅行 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

今回のシンガポール旅行で一番気に入った観光スポットはマリーナベイ・サンズの東側に位置するガーデンズ・バイ・ザ・ベイでした。

 

一度、午前中にマリーナベイサンズ側から公園に入ったものの、暑すぎて有名なスーパーツリー・グローブにたどり着く前に断念してしまったため、翌日夕方にホテルを出発して地下鉄ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅から入場し、再びツリーを目指しました。

 

シンガポールは日中暑いので、プールや涼しい室内で過ごすのが良いと思いました。昼はホテルに戻って私は昼寝、息子はゲームや動画視聴とせっかく旅行に来たのにもったいない気がしますが、夕方しっかり動くためにも休憩は大切です。

www.gardensbythebay.com.sg

 

夕方でもまだ日差しがきつくて暑いものの、緑が生い茂る公園の中に足を踏み入れると日陰で心地よい風が吹いていて涼しいです。ランニングしている人もちらほら見かけました。


広大な園内は無料エリア・有料エリアに分かれていますが、無料エリアも綺麗に整えられています。途中、池の中に鳥やトンボなどのオブジェがあるのにも驚きました。

 

数分歩くとこの公園を象徴する建造物であるスーパーツリーが見えてきました。

 

スーパーツリーに近づくと壁面に多種多様な植物が植えられているのがよくわかります。下から上を眺めるのも良いですが、ここまで来たなら是非上からの景色を見てみようということになりました。

 

スーパーツリーの1つに設置された展望台と、スーパーツリーの間を結ぶ空中回廊「スカイウェイ」があり、今回はスカイウェイを歩いてみることにしました。(どちらも訪問時14SGドルでした)。

 

スカイウェイの出発地点となるツリーの根元からエレベーターで上ります(滞在時間は15分まで)。地上22メートルにある回廊は結構高くて下を見るとちょっと怖いのでなるべく見ないようにして、ガーデン全体や遠くに見える市街の景色を楽しみました。通路は広いところもあれば人がやっとすれ違うくらいの幅のところもあります。

 

 

スカイウェイの上からはマリーナベイサンズも真正面に見ることができます。夕日をバックに建物がより映えて美しい風景でした。

 

コンクリートとスチールフレームで作られた人工構造物であるスーパーツリーと周囲の草木がうまく調和している風景に感激しました🤩

 

 

ここは地球上なのか?宇宙都市ではないか?とちょっと勘違いするような不思議な景色が目の前に広がっていて、感動しながらゆっくり歩きました。

 

 

スカイウェイの終点のツリーに到着し、そこからまたエレベーターで降りるのですが、ツリーの中心にあるエレベーターを軸に螺旋階段がありました。

 

壁面に植えられた植物が成長して、数年後にはまた違う景色が広がっているかもしれませんね。

 

 

夕方ここに来たのは、毎晩開催される光と音のナイトショーである「ガーデン・ラプソディ(Garden Rhapsody)」を見るためでした。19:45から始まるショーまで時間があったので、近くにあるフードコートで夕食(ピザ)を食べました。フードコートは同じくショーを見に来たお客さんでごった返していました。

 

すっかり日も暮れて暗くなり、ショーが始まりました。スーパーツリーが音楽に合わせて様々な色に光ります。

 

訪れた時はちょうどシンガポール独立記念日(8月9日)の前ということもあり、マリーナベイサンズ屋上の船の下部分は赤と白のシンガポール国旗🇸🇬カラーに染まっていました。

 

最初は動画や写真を撮っていたものの、途中からはこの光景を目に焼き付けたいと、スマホを置いて音楽に合わせて光るスーパーツリーを眺めていました。

 

ショーの終了後、ボレアリスと呼ばれるレザー光やミストを使って空中に浮かぶ光の帯を作り出すオーロラをテーマにしたアートインスタレーションが開催されており、幻想的な空気に包まれていました。

 

この後、ホテルに戻るためにマリーナベイサンズ側の駅に向かいましたが、道中21:00からマリーナベイサンズ前で開催されるショー「スペクトラ」に行く人でごった返していました。私も見たかったのですが、息子はガーデン・ラプソディーで十分満足したので帰りたいというので、ホテルに戻ることになりました。

 

このようなハイレベルのショーが無料で毎日開催されていることは驚きで(ラスベガスに行った時のことを思い出しました)、シンガポールの国力の高さを実感しました。

 

 

駅に向かう途中に見えたライトアップされたシンガポール・フライヤーと公園の景色も素敵でした。

 

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、昼・夜と違った景色を見せてくれる、何度でも訪れたくなる公園でした。ガーデン内の有料エリア「クラウド・フォレスト」や「フラワー・ドーム」も行きたかったけど、息子はあまり興味なさそうだったので今回はパスしましたが、次回は必ず行きたいです。

 

一度で回り切れなかった後悔はあるものの、次来るキッカケになったと前向きにとらえるのもありですね。

シンガポールに行ってきました

先週、中3息子とシンガポールに行ってきました。

 

一昨年、昨年は北欧を一人で旅しましたが、現在中三の息子との旅行はそろそろラストチャンスかも?と思い、今年は二人旅をすることにしました。行き先をシンガポールにしたのは、息子が以前英語の教科書で取り上げられていて興味を持ったことと、私がまだ行ったことがない国だからでした。

 

飛行機のチケットを予約したのは2月上旬。その後、アメリカのイラン攻撃で燃料サーチャージ高騰と減便がありましたが、幸いにも予約していた便は減便対象から免れました。

 

シンガポール入国には6か月以上のパスポート残存有効期間が必要ということで、息子のパスポート更新が必要でした。パスポート更新料が値下げされる7月まで待とうかと思いましたが、申請が殺到して出発日までに入手できなかったら大変なので、6月中に更新&受け取りました。

更新料の値下げと同時に行われた出国税の値上げ(1000円→3000円)については、値上げ前の価格で航空券を購入できたので良しとしましょう。

シンガポールは高層ビルが立ち並ぶ大都市のイメージでしたが、意外にも緑が多くて自然豊かな街でした。他の東南アジアと比較してすごく清潔で綺麗な街で、日本と遜色ないくらいでした。ただ、物価は日本よりも高かったです。

 

個人旅行でハプニングもありましたが2人で協力して解決し、ケンカもせずに無事に帰ってくることができて今はホッとしています。息子も旅行を楽しんでくれて共有できる良い思い出が沢山できて何よりでした。

 

ルノワール展&ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち

先月は2つの展覧会に行ってきました。

 

まずは、山王美術館で開催されていたルノワール展。生誕185年を記念して当美術館のコレクション約50点が公開されていました。

www.hotelmonterey.co.jp

 

 

2026年3月1日~7月31日まで4か月の開催だったので、後回しにしていたら最終月になってしまい、慌てて見に行きました(絵はすべて撮影禁止でした)。

 

横山大観をはじめとする日本を代表する画家の作品を中心とした5階のコレクション名作展から鑑賞。見るのは2回目と思われる作品もありましたが、何度見ても素晴らしい作品ばかりでした。特に小林 古径の作品 「琴」では、琴を弾く女性の表情や美しい着物に見とれてしまいました。

 

www.hotelmonterey.co.jp

 

その後、ルノアール展が開催されている3,4階へ。ルノアールの生涯を作品と共に紹介されていました。これまで様々な美術館でルノアールの作品を見てきましたが、今回ルノアールの生涯を作品と共にたどることができてとても有意義な時間でした。

 

フランスの小説家オクターヴ・ミルボーが、1913年に出版されたピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)の画集に寄せた言葉「おそらくルノワールは悲しい絵を一度も描かなかった唯一の偉大な画家でしょう。」が展覧会で紹介されていて、私はルノアールの絵が好きな理由はこれだと確信しました。ルノアールの絵を見ると心がとても癒されるし自然と笑顔になるのです。

 

以前からルノアールが描いた女性の顔がとても好きなのですが、今回の作品ではルノアールが描いたバラなどの花の絵がすごく印象的でした。

 

 

次回「岸田劉生」の展覧会も凄く興味があるので、是非また来訪したいと思います。

 

 

 

そして数日後、あべのハルカス美術館で開催中の「ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち」に行ってきました。こちらは事前に前売券を購入し、混雑を避けるために始まって間もない平日昼頃に入場しました(事前予約なしでした)。

 

www.aham.jp

 

(訪れた時は最終章の「20世紀の色彩画家」以外の絵は全て撮影可能でした)

 

展覧会の目玉であるゴッホの作品「跳ね橋」

青い水面の描き方が鮮やかで美しかったです。

15年ほど前に訪れたフランスのアルルで見た跳ね橋を思い出します。

↓アルルの思い出について語った記事。

pikao109.hatenablog.com

ゴッホは跳ね橋の絵を複数枚描いていて、来年別の跳ね橋の絵が日本にやってくる予定です(すでに神戸開催の前売チケットを購入済)。

 

今回の展覧会は「ゴッホ」とタイトルにあるものの、ゴッホの絵はこの「跳ね橋」とあと1点のみで、後は他の画家たちの作品なので、もしゴッホだけを目的に来られている方がいらっしゃったら少し期待外れかもしれません。しかし、モネやルノアールをはじめとした著名なこの他の画家たちの作品も素晴らしくて見ごたえのある展覧会でした。

 

今回の展覧会は印象派前、バルビゾン派、印象派、ポスト印象派、点描派、20世紀の色彩画家までの時代の作品が順を追って展示されていましたが、2026年4月~6月まで、NHKEテレで放送されていた番組「3か月でマスターする西洋美術」を全て見ていたこともあり、流れをスムーズに理解することができました。

 

開催して間もないこともあって空いていて、1つ1つの作品をじっくり鑑賞・写真撮影することができました。

 

印象に残った作品をいくつかピックアップ

 

モリゾ「立葵と子ども」

 

ルノアール「縫物をするジャン・ルノワール」

 

特に、今回の展覧会では点描派の作品が数多く展示されていたのがとてもよかったです。

 

シニャック「カポ・ディ・ノリ」

色彩がとても豊かでかつその繊細さに驚くばかりでした

 

ロージェ「河辺の散歩道」

他の点描と異なりタイルを張ったモザイク画のような作品。これも凄く細かいです。

 

シダネル「ヴェルサイユの薔薇のある家」

 

凄く満足度の高い展覧会でした。あべのハルカス美術館は天王寺駅からすぐで、寒いくらい涼しくて暑い夏にお勧めのスポットです。興味のある方はお早めに。

 

 

西国三十三所巡礼 第十三番石山寺

岩間寺の次に訪れたのは滋賀県大津市に位置する石山寺

 

寺の正門にあたる東大門をくぐり、中へ

 

www.ishiyamadera.or.jp

 

聖武天皇の勅願により、天平19年(747年)に良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音像をこの地に祀ったのがこのお寺の始まりとされています。石山寺はその名前の通り、国指定天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)の上に立つお寺になります。

 

 

入場口から200段以上の石段を上り、広場に到着しました。ここに来ると巨大な珪灰石の上に多宝塔が建てられていることが一目でわかります。

 

まずは広場の左手にある本堂へお参りしました。現在の本堂は1096年(永長元年)に再建され、また礼堂は1602年(慶長7年)に淀殿の寄進で改築されているそうです。

石山寺のご本尊は、日本で唯一の勅封秘仏(天皇の勅命(命令)によって厳重に封印された、普段は決して見ることのできない秘仏)である「如意輪観世音菩薩(如意輪観音)」であり、33年に一度と天皇ご即位の翌年などに特別開扉されるそうです(次回は2049年の予定だそうです。生きてるかな。。。)。

 

 

本堂の一角にある紫式部源氏の間。紫式部が『源氏物語』の着想を得て執筆を始めたと伝わる小部屋で、現在は有職人形師による紫式部像が安置され、当時の参籠の様子が再現されています。

 

 

源頼朝が寄進したと伝わる多宝塔は日本最古かつ三大多宝塔の1つであり、国宝に指定されています。近くで見ると思ったよりも大きく、バランスが整った美しい建築物でした。

 

石山寺で有名な建物の一つである月見亭。崖の上に建つ舞台で、ここから眺める月の景色が絶景とされ、「石山の秋月」として「近江八景」に選ばれています。

 

この日は晴天に恵まれたこともあり、高台にある月見亭のすぐそばからは、瀬田川の美しい風景と青い空を眺めることができました。

 

「近江八景(おうみはっけい)」:滋賀県・琵琶湖周辺の優れた風景を8つ選んだもので、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の風景画によって全国的に有名になりました

 

経蔵(経典を収める蔵)では、正倉院でおなじみの校倉造を間近で見ることができます。

 

今回は巡礼のお参りが中心でしたが、境内はとても広くて見どころが多数あり、全て回るのには結構時間がかかりそうです。

 

 

多種多様な花や木々が植えられていて、春夏秋冬様々な景色を楽しめそうなお寺なので、またその時季に合わせてお参りしたいです(特に中秋の名月にはお月見に来たいです)。