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西国三十三所巡礼 第十三番石山寺

岩間寺の次に訪れたのは滋賀県大津市に位置する石山寺

 

寺の正門にあたる東大門をくぐり、中へ

 

www.ishiyamadera.or.jp

 

聖武天皇の勅願により、天平19年(747年)に良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音像をこの地に祀ったのがこのお寺の始まりとされています。石山寺はその名前の通り、国指定天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)の上に立つお寺になります。

 

 

入場口から200段以上の石段を上り、広場に到着しました。ここに来ると巨大な珪灰石の上に多宝塔が建てられていることが一目でわかります。

 

まずは広場の左手にある本堂へお参りしました。現在の本堂は1096年(永長元年)に再建され、また礼堂は1602年(慶長7年)に淀殿の寄進で改築されているそうです。

石山寺のご本尊は、日本で唯一の勅封秘仏(天皇の勅命(命令)によって厳重に封印された、普段は決して見ることのできない秘仏)である「如意輪観世音菩薩(如意輪観音)」であり、33年に一度と天皇ご即位の翌年などに特別開扉されるそうです(次回は2049年の予定だそうです。生きてるかな。。。)。

 

 

本堂の一角にある紫式部源氏の間。紫式部が『源氏物語』の着想を得て執筆を始めたと伝わる小部屋で、現在は有職人形師による紫式部像が安置され、当時の参籠の様子が再現されています。

 

 

源頼朝が寄進したと伝わる多宝塔は日本最古かつ三大多宝塔の1つであり、国宝に指定されています。近くで見ると思ったよりも大きく、バランスが整った美しい建築物でした。

 

石山寺で有名な建物の一つである月見亭。崖の上に建つ舞台で、ここから眺める月の景色が絶景とされ、「石山の秋月」として「近江八景」に選ばれています。

 

この日は晴天に恵まれたこともあり、高台にある月見亭のすぐそばからは、瀬田川の美しい風景と青い空を眺めることができました。

 

「近江八景(おうみはっけい)」:滋賀県・琵琶湖周辺の優れた風景を8つ選んだもので、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の風景画によって全国的に有名になりました

 

経蔵(経典を収める蔵)では、正倉院でおなじみの校倉造を間近で見ることができます。

 

今回は巡礼のお参りが中心でしたが、境内はとても広くて見どころが多数あり、全て回るのには結構時間がかかりそうです。

 

 

多種多様な花や木々が植えられていて、春夏秋冬様々な景色を楽しめそうなお寺なので、またその時季に合わせてお参りしたいです(特に中秋の名月にはお月見に来たいです)。

 

 

西国三十三所巡礼 第十二番岩間山正法寺(岩間寺)

西国三十三か所巡礼。和歌山県、奈良県、大阪府、京都市内とその周辺はほぼお参りを終えました。残る兵庫県、京都府北部、滋賀県は我が家から公共交通機関を使って自力で回るのは時間がかかることから、また巡礼ツアーのお世話になることにしました。

 

5月中旬に滋賀県南部&京都市の礼所を巡るツアーに参加しました。暑い1日でしたが、真夏の今から振り返ると、カラッとしていて絶好のお出かけ日和でした。

 

大阪市内からバスで東へ。最初は滋賀県大津市にある岩間寺に到着しました。滋賀県と京都府の境に位置する岩間山の中腹になります。

 

 

奈良時代の養老六年(七二二)、泰澄大師が元正天皇の三十三才の大厄の病を法力で治したことで建立された勅願寺で、泰澄自らが桂の大樹で等身の千手観音像を刻み、元正天皇の念持仏を胎内に納めてまつったのがご本尊だそうです。正式名称は岩間山正法寺(しょうほうじ)。

 

iwama-dera.or.jp

 

 

境内には樹齢350年と伝わる大銀杏があり、青々とした葉が茂っていました。かなりの迫力です。木の下には稲妻竜王が祀られています。

 

本堂にお参り

 

お寺の名所の1つがこの池。松尾芭蕉が「古池や蛙とびこむ水のおと」を読んだと伝えられ、「芭蕉の池」と呼ばれています。

池のそばにはユーモラスな手を合わせた蛙の置物

 

そして、歌碑もありました。

 

不動堂

 

お寺は雷神が掘り当てたと伝わる不老長寿の霊水「雷神爪掘湧泉」でも有名です。綺麗な水のはった涼しげな鉢にはメダカが気持ちよさそうに泳いでいました。

 

 

もう1つの名所はこの日本一の長寿桂。樹齢500年以上で、高さは35.5mもあるそうです。この季節は周囲の木々と同化してよくわかりませんが、葉を落とした冬に見るとその巨大さがよくわかるそうです。

 

白姫龍神。開山の泰澄大師が白山で出会った「白山妙理大権現(白馬に乗った美女)」を勧請したとされ、女性が拝むと美女になる(美心祈願)という言い伝えで知られているということで、しっかり拝んでおきました。

 

健康長寿を祈る十楽観音(ぼけ封じ観音)にも家族の健康をお祈りしました。

 

見どころの多いお寺で、先達さんの説明でとても理解が深まりました。朝で山の中にあるお寺ということもあり、まだ涼しい間にお参りを済ませることができました。

 

 

西国三十三所巡礼 番外礼所元慶寺

京都地下鉄烏丸御池駅から地下鉄東西線に乗り、御陵(みささぎ)駅で下車。Googleマップを見ながら住宅街を歩くこと20分で番外礼所の元慶寺(がんけいじ)に到着しました。渋谷街道から小道を少し入ったところにあるので少々わかりにくいですが、小道の入り口に看板があったので迷うことなく到着できました。

 

特徴的な竜宮造の山門は江戸時代創建で、一目見てとても気に入りました。門の上には鐘が掛かっており、菅原道真が元慶寺に向けて読んだ句が彫ってあるそうです。

 

このお寺は貞観10年(868年)、「遍昭(へんじょう=平安時代の僧・歌人)」により開かれました。寛和2年(986年)、西国三十三所観音霊場の巡礼を復興した花山法皇が19歳の若さで出家し、この寺で2年間過ごしたことから、番外札所となっています。

 

門をくぐって左手にあるこの岩の下には、花山天皇の剃髪が埋められたと伝えられています。

 

本堂は江戸時代に再建されました。あいにくのお天気のため、参拝者は2,3人しか見かけませんでした。

 

 

境内はこじんまりしているものの青々と生い茂った木々や草花が綺麗に整えられています。写真の奥にある納経所にて御朱印を頂戴しました。

 

雨に濡れた草木の緑が一層美しく生き生きしていたおかげで、雨の日の参拝も良いものだと感じることができました。

秋には青もみじが紅葉してまた違った景色を見せてくれると思うので、次回は是非秋に参拝したいです。

 

今回京都の礼所を回ってみて、特徴的な建物や仏像を数多く拝見でき、京都の魅力を再発見しました。数々の神社仏閣がある京都にアクセスしやすい地域に住んでいるメリットを活かして、巡礼以外にも時間を見つけて京都観光をしたいです。

 

 

西国三十三所巡礼 第十八番頂法寺六角堂

行願寺から次の六角堂まで、それぞれのお寺から最寄り駅まで少し距離があるので、いっそのこと徒歩で行こうと思い、寺町通を南へ。

 

 

途中に一保堂本店の前を通りがかったので、中へ。世界中でブームとなっている抹茶を買いに外国人観光客も多く来店していました。

 

www.ippodo-tea.co.jp

 

悩んだ末、本店でのみ購入可能な特製煎茶を購入しました。缶入りは自分用で袋入りは両親へのお土産に。


後日ホットで飲んでみるとかなり濃い味でしたが、水出しにすると好みの濃さのおいしいお茶になったので、時々アイスで飲んでいます。これからの季節にたくさん飲みたいと思います。

 

御池通を横断し、寺町専門店会のアーケードに入ってすぐに本能寺の文字に目が留まり中へ。誰もが知っているお寺がこんなところにあったのかと驚きました。

 

お参りの後、六角堂近くのお蕎麦屋さんで昼食。雨が降っていて肌寒かったので温かいつけ汁の肉せいろをいただきました。

つけ汁は牛肉の出汁がきいていてとにかくおいしくて、蕎麦湯で割って何杯も飲みました。

 

お店の名前を忘れてしまったのですが、おそらくここだと思います。

tabelog.com

 

 

あちこち寄り道しつつ、頂法寺六角堂に到着。

革堂の時はそれほど降っていなかった雨も到着することには本降りに。

 

www.ikenobo.jp

 

天台宗系の単立寺院であり、用明天皇2年(587)に聖徳太子によって建立されたと言われています。正式名称は「紫雲山 頂法寺」ですが、本堂が六角形の建物なので六角堂と呼ばれ、いけばな発祥である華道家元池坊の本拠として知られています。ご本尊は如意輪観音像。

 

 

重厚な佇まいの六角堂はこれまで十数度の火災にあっていますが、現在の建物は明治10年(1877年)に再建されたものになります。

 

 

六角堂の見どころの一つと言えば、この「へそ石」。京都の中心を表しているとされています。

 

 

六角堂の北側に、聖徳太子が身を清めたと伝えられる池の跡は現在池があり、そこには白鳥が優雅に泳いでいました。ビルの谷間の池に白鳥がいたのには驚きました。逃げないのか不思議ですね。

 

この日はあいにくの天気で見ることはありませんでしたが、境内には沢山の鳩が集まるそうで、その鳩をモチーフにした「鳩みくじ」が人気だそうです。その素焼きの鳩が六角堂の壁沿いに可愛く並んでいました。

 

六角堂の右手にはお釈迦様の高弟をモデルにした十六羅漢像が配置され、愛嬌のある表情に癒されます。

 

六角堂は地上からだとその形はわかりにくいですが、隣のビル(WEST18)のガラス張りのエレベーターに乗って上から見ると六角形の屋根がよくわかります。

 

 

このビルの1Fにはスタバがあるので、スタバでコーヒーを飲みながらお寺を眺めるのも良いですね。

 

京都の町中にある気軽に立ち寄れるお寺は静かで見どころ満載なので、おススメの場所です。

 

 

西国三十三所巡礼 第十九番霊麀山・行願寺(革堂)

GW中、平日の1日を使って、まだ訪れていない京都市内にある西国三十三所礼所を回ってみることにしました。

 

京都市営地下鉄烏丸線の丸太町駅で下車し、東へ10分程歩くと寺町通沿いに霊麀山・行願寺の山門を発見。

 

 

kaudau.jp

 

 

行願寺は天台宗の寺院で、西国三十三所で唯一の尼寺です。寛弘元年(1004年)に行円が一条小川の一条北辺堂の跡地に一条北辺堂を復興し、新たに行願寺と名付けたのが始まりといわれています。寺名である行願寺とは「行円上人願いの寺」という意味であるといわれています。その後、戦乱や火災でいくたびも焼け、場所を変えつつも人々の熱烈な信仰によって再建され、。宝永5年(1708年)に起きた宝永の大火後に現在の寺町通に移転しました。

 

この日はあいにくの雨ということもあり、参拝客はほとんどいませんでした。

 

 

山門をくぐると蓮の鉢がずらりと並んでいます。巡礼でお寺を訪問すると、仏教の象徴である蓮の鉢を見かけることが多いです。

 

境内は左奥に広がっていて、意外に奥行きがあります。

 

お寺は「革堂(こうどう)」とも呼ばれていますが、開基である行円上人が常に雌鹿の皮(革)の衣を身にまとっており、人々から「革聖(かわひじり)」と呼ばれていたことから、それがそのままお寺の通称になったそうです。

 

 

 

また、お寺は地域猫に餌場や寝ぐらを提供していることから「猫の寺」としても知られていて、納経所では可愛い猫グッズが売られていました。その売り上げや募金を餌代として活用しているそうです。

 

境内には猫を数匹見ることができるそうですが、私が訪れた時に見たのはこの1匹だけでした。

 

 

鎮宅霊符神堂の前にもハスの鉢がずらりと並んでいます。

 

きっとハスの花が咲くころには沢山の参拝客もいて、賑やかな境内になっていることでしょう。



京町家の中にある静かで緑豊かなお寺で、ゆっくりお参りすることができました。(人が多すぎると手際よく線香やろうそくをあげなければと少々焦ってしまいます)。今度は蓮の花が咲いている時に来訪して、可愛い猫達にも会いたいですね。周りには骨董店や古書店も多いので、お店を覗いてみるのも楽しそうです。


 

西国三十三所巡礼 第十七番六波羅蜜寺

 

2つ前の記事の続き。

 

pikao109.hatenablog.com

 

清水寺から人込みをかき分けながら清水坂を下り、第十七番礼所の六波羅蜜寺を目指します。歩いているとレンタル着物店の多さに驚かされます(こんなにも需要があるのでしょうか)。あとは抹茶関連のスイーツ&ドリンク店、牛肉料理のテイクアウト店。こういった店は先日行った奈良駅周辺にも増えていて、どこの観光地も外国人観光客に受けの良い画一的なお店が増加することには違和感がありますね。

 

 

府道143号を過ぎて松原通りを過ぎると人は急に減ってまばらとなり、ゆっくり街並みを観察しながら歩いて六波羅蜜寺に到着。

 

 

 

 

rokuhara.or.jp

 

天歴5(951)年に醍醐天皇の第2皇子といわれる空也上人により開創。空也上人は「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら諸国を廻り、道路や橋を造るなど社会事業にも尽力し、人々に寄り添いながら伝道に励んだため、人々から「市の聖(いちのひじり)」と呼ばれ慕われていたそうです。

 

 

清水寺の混雑ぶりとは打って変わって参拝客は数人ほどで静まり返った境内で、自分のペースでゆっくりお参りを済ませました。

 

有名な「空也上人立像」は令和館に安置されていますが、今回ちょっと時間の都合で見学することができませんでした。また近くに来たときは是非入場して空也上人立像をはじめとした寺宝を見学したいと思います。

 

 

Mr.Children Tour 2026 "Saturday in the park" 大阪城ホール公演に参加しました...が

5月30日土曜日に大阪城ホールで行われたMr.Children Tour 2026 "Saturday in the parkに行ってきました。

tour.mrchildren.jp

 

今回のツアーでの関西公演は大阪城ホールでの2日間のみという狭き門でしたが、ファンクラブ先行予約に見事当選!3月位からミスチルが出演していた多数のテレビ番組をチェックし、最新アルバム「産声」も聞いて当日に臨みました。

 

 

当日は快晴で暑いもののカラッとしていて気持ちよく、ツアータイトル通りSaturday in the park (大阪城公園)な日でした。

 

ホールに足を踏み入れると、これまでとは違うステージの配置にビックリ!ここからどんな展開があるのかとワクワクしていました。座席はスタンド前方で見やすい位置で、開園時間が近づくにつれて会場も大盛り上がり。

 

ホール内が暗くなると全員総立ちとなり、映像・音楽と共に桜井さんが登場して特に問題なく1曲目が終了。2曲目に入ったのですが、その時高音が少しかすれていると感じていました。そして、3曲目を歌い始めると高音を含むサビ部分がほとんど声が出ておらず、また桜井さんも凄く悲しそうな顔で泣いている?ように見えて、私自身何があったのかわからず困惑してました。

 

桜井さんのMC(要約)では、みんなもうお気づきの通り、昨日から喉が赤くはれていて、今日のリハーサルを終えた時点でドラムのJENさんが中止にしようと言ってくれたけれど、この日のために予定を開けて、ホテルとって遠方から駆けつけてくれた人、僕以外のメンバーに会いたいから来てくれている人もいるから、今日やることを決断しました。もう少し続けさせてくださいと言って、ライブは続行することに。無念そうな桜井さんを見ていると、何だか涙が出てきました。途中、「僕、本当はもっと歌上手いんです」と言って観客を笑わせていましたが、声が出ないだけでなくて体もかなりしんどかったかと思います。

 

そんな状態でもその後2曲ほど歌って、もう最後にこの曲だけと言って1曲だけ歌ってライブは終了しました。最後の1曲は桜井さんを支えるように観客が一体となって熱唱して最高のエンディングでした。

 

桜井さんは申し訳ないと何度も言っていて、JENさんは時々笑顔を見せて盛り上げようとしてくれていたかもしれませんが、他のメンバーやキーボード担当のSUNNYさん、サックスの拓夫さんは終始心配そうな顔をしていました。せっかく来てくれたファンに申し訳なく思うメンバーと、無理して喉が悪化したら大変なので無理しないでと思う観客、何とも言えない気持ちでした。

 

桜井さんは必ず振替の公演をやるからと言っていて、公式サイトでも振替公演及び払い戻しについて協議中と発表がありました。しかし、振替公演が平日に設定されると行けない人も出てくるのではとちょっと心配です。

 

今回は残念な結果となりましたが、ライブにもう1回参戦できるし、楽しみが少し先になったと前向きにとらえることにします。桜井さんの1日も早い回復を願いながら、ライブに備えてまたNewアルバム中心に予習しようと思います。