一人旅3日目最終日。
1日目↓
2日目前半↓
2日目後半↓
3日目は5:30の松本駅発上高地直通バスに乗るために4:30に起床しました。毎朝5:00頃起きなので朝早く起きるのは慣れていますが、久々の4:30起きは旅の疲れもあって少々つらかったです。
5:10にホテルをチェックアウトし、松本駅バスターミナルに向かいました。宿泊したドーミーイン松本は建物はそれほど新しくありませんが、掃除が行き届いていて大浴場もあって足を延ばしてゆっくりお湯につかることも出来きました。また、フロントが24時間対応しているので、チェックアウト後荷物を預かってもらって最小限の荷物で上高地観光ができて大変助かりました。
無事予約していた5:30発のバスに乗りこみました。途中、「釜トンネル」というトンネルを通過するのですが、子供のころ来たときはこのトンネルは狭くて暗くて恐かった記憶があったのですが、今は新しいトンネルになっていてちょっと安心しました。バスは定刻通り7時前に大正池に到着。今回は大正池で下車して河童橋まで歩くことにしました。
早朝の大正池は少し霧がかかっていて幻想的な雰囲気で、池の向こうには焼岳がきれいに見えます。池のほとりには下車したバスの乗客10名ほどしかおらず、静かに景色をゆっくり楽しむことができました。大正池は朝がおすすめです。
この辺りは朝は半そで＋長袖のパーカーを着ていても寒いくらいでした。
河童橋へ向かう道は脇に小川が流れていてマイナスイオン浴びながら進みます（こころが洗われます）。
大正池で有名な「立ち枯れ木」ですが、実際に訪れてみると枯れ木はかなり少なくなっていました。数年後には見られなくなるかもしれません。
河童橋へ向かう道中、野生の猿に何度か出会いました。お食事中のようです。
道沿いに2,3匹ちょこんと座って私達トレッキング客を出迎えてくれているような場面もあってあまり人間を恐れていないようでした。（あっどうも。って感じで前を通り過ぎました）
途中、ベンチに座って朝食用に持ってきたパンを食べて休みながら、比較的平たんな道を1時間ほど歩いて河童橋に到着しました。雲がほどんどない快晴で穂高連峰がきれいに見えます。子供のころにこの景色を見て感激したのですが、そのころと変わらぬ風景にまた出会えたことがうれしくて景色を眺めながらしばらく休憩。
河童橋から見下ろす梓川。朝早いので河原に降りている人はまばらでした。
少し休憩してから今度は明神池を目指します。今回は通った左岸コースは明神池までの道は少しアップダウンがあるものの、比較的楽な道でした。しかし、旅1日目から毎日1万5000歩以上歩いていて疲労がたまっていたためか徐々に足裏が痛くなり、途中で足の痛みをこらえながら歩きました。
途中で明神岳が見えてきたら明神池までもうすぐです。
明神橋を渡ります。河童橋には朝から多くの観光客がいましたが、ここに来るとかなり少ないです。
明神池に到着。休憩所で足を休ませてから池を散策しました（入場料500円）
この池は明神岳からの湧き水で満たされていて冬でも凍結しないそうです。澄み切った池の水面に空や木々が写っていて、鏡池とも呼ばれるそうです。辺りは静かでとても神秘的な池でした。
足が痛い中、1時間歩いた甲斐がありました。
明神池からまた時間をかけてゆっくり河童橋に戻り、到着したのは11時ごろ。早いですがお腹がすいたのでランチタイムにしました。河童橋のすぐそばにある建物の2階にあるレストランに入りました。
早い時間だったので待つことなく席に案内され、橋を見ながらカレーを食べました。
黄金のバターチキンカレーのお値段は¥1,780と観光地価格。辛さも丁度よくて美味しかったです。
12時5分の上高地バスターミナルから松本に向かうバスに乗り、寝ているうちに新島々駅に到着。そこから電車で松本駅に戻りました。ホテルで荷物をピックアップして松本駅から長野駅特急「しなの」で名古屋駅に到着。名古屋駅から新幹線「のぞみ」で新大阪に戻りました。
結構なボリュームでしたが味噌カツが美味しすぎて完食。
家に着いたのは20時ごろでした。いつも子供と一緒の旅行の時は夕方までには家に着くようにしていますが、1人だと少々遅くなっても気になりません。
ちょっと移動距離が長かったですが、2泊3日の一人旅は無事終えることができました。
