coffeeとsweetsがあれば

coffeeを飲みながら日々のあれこれをつづります

苦手なことは無理なくほどほどに

私は小さいころから人見知りで人と打ち解けるのに時間がかかるタイプでした。それでも学校や職場では友達や同僚などと仲良く楽しく過ごしてきました。というのも、人と仲良くなる条件があって

 

1.ほぼ毎日顔を合わせる

2.それほど人数が多くない(30人くらいまで)

3.仕事や勉強など会話のネタがある

 

これらがそろっているとスムーズに人と親しくなることができます。警戒心が強いので、人と打ち解けるのにはそれなりに時間がかかります。だから、知り合いが殆どいない会社の飲み会などはとても苦手です(今はお酒を飲まないので飲み会自体が苦手です)。

 

これまでの人生で友達を上手く作れなかった経験は2つあり、1つは大学時代。私の通っていた大学は私立のマンモス大学で、ちょうど団塊ジュニア世代ということもあって学部の人数は800人。友達作りで重要な1回生はほとんどが100名以上の大教室の講義で少人数というのは週1回の語学の授業位でした。入学式で近くにいた数人に話しかけられて一緒に行動するようにはなりましたが、それほど親しくはなれず4年間そんな感じで終わってしまいました。大学時代で親友と呼べる友達は、入っていたサークルの同期・後輩の女子2人だけでした(その2人とは今も会っています)。

 

そして、もう1つはママ友(現在進行形)。仕事をしているので頻繁に会う機会はないし、話のネタは子供中心(仕事内容などは聞きづらい)、若いママが多いです。通勤電車でよく会う保育園時代のママさんとは気が合ってよく話していますが、お互いの家を行き来するとかそういう仲ではありません。

 

先日、PTAの行事でお手伝いを募集していて、ちょっと時間があったので思い切って参加しました。行ってみると皆さん既にお知り合いだったりして私は1人取り残されがちで、何とか頑張って話しかけて輪に入れてもらいそれなりに楽しく過ごせましたが、終わってからすごく疲れてしまったのと、上手く立ち回れなかったことで落ち込みました。その時、もう無理して参加する必要はないと思うようになりました。今年はPTA役員をやっているので、運動会などでお手伝いしなければならない機会はあると思いますが、苦手な場面は迷惑をかけない程度でほどほどに乗り切ろうと決めました。

 

日本人って、頑張って苦手を克服しなければならないという思い込みのようなものがありますが、そんなに頑張らなくても良いんじゃないかと思うようになりました。仕事で避けられない場合はストレスにならない程度に上手く付き合えばいいかなと思っています。