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大台ケ原でトレッキング

今月、奈良県の大台ケ原でトレッキングしながら終わりかけの紅葉を楽しんで来ました。今まで何度か訪れたことがあるのですが、今回は十数年ぶりの訪問となりました。

 

kinki.env.go.jp

 

登山口となる大台ケ原駐車場まで車で登り、そこからトレッキング開始です。まずはビジターセンターで情報収集。

 

 

今回は初大台ケ原トレッキングの息子も一緒だったので、東大台Aコースを回りました。

こちらから地図をお借りしました

vill.kamikitayama.nara.jp

 

ビジターセンターを出発し、まずは山頂の日出ヶ岳を目指します。最初はなだらかな山道を登っていきますが、徐々に勾配がきつくなり、途中からは長い階段を上がります。頂上が近づいてくると木はまばらで枯れている木が多いです。

 

 

約40分で1,695mの頂上に到着しました。

この日は曇り時々晴れの天気でそれほど景色はよくありませんでしたが、雲の切れ間から山々を見渡すことができました。

 

 

この辺りは日本屈指の豪雨地帯(年間降水量3,500m)で、台風接近時などはここの降水量が度々ニュースに取り上げられるほどです。暴風雨による倒木のせいもあり、山頂付近には木が少ないようです。ただ、その雨が豊かな恵みをもたらしてくれると看板に書いてありました。

 

 

日出ヶ岳を後にし、正木ヶ原付近でランチタイム。

車で来る途中スーパーで買った栗入り赤飯とから揚げを食べました。あとは家から持参したバナナを食べて栄養補給。

 

山道の途中には熊よけのベルが数か所設置されています。以前、ここで鹿を見たことがあるのですが、熊がいるのは知りませんでした。

ベルに出会う度に息子はガラガラ抽選会のように鳴らしてました(;^_^A

 

絶景スポットの大蛇嵓(だいじゃぐら)に向かう途中、神武天皇像がありました。

大蛇嵓(だいじゃぐら)までの道はそれほどアップダウンは激しくないのですが、尖った石がゴロゴロした道が続きます。足の裏へのダメージがひどくてここで少し休憩。

 

1時間半ほど歩き、ようやく大蛇嵓(だいじゃぐら)に到着。雲も少なく後ろの山々も綺麗に見えています。

 

大台ケ原No.1の絶景スポットと言われる場所。周りは断崖絶壁で足がすくみますが、ゆっくり先端まで進んで下を覗いてみました(こんな所に鎖をどうやって設置したのでしょうか)。

紅葉の見ごろは過ぎていましたが、山の下の方はまだまだ色とりどりの景色を見ることができました。

 

スマホを落とさないよう細心の注意を払いながら撮影しました。こういう時はストラップをつけて首にかけておくなどすると安心ですね(帰宅して早速100円ショップで買いました)。

 

大蛇嵓(だいじゃぐら)を後にし、駐車場に戻ります。ここから道を降りてシオカラ谷に行くルートもあるのですが、かなりアップダウンが激しい道なので(何度か経験済み)、今回は見送りました。

 

約4時間半で駐車場に戻ってきて、食堂で休憩。私はホットコーヒー、息子は煮込みこんにゃくを食べて疲れを癒しました。長袖フランネルシャツ&裏ボアつきジャンバーに長ズボンの服装でしたが、道中風が少々冷たく日差しがないと寒いくらいだったので、ここで十分温まることができました。

 

 

この後、暗くなる前に出発して帰宅しました。途中温泉旅館がいくつかあるので1泊して疲れを癒すのもいいですね(次回は是非そうしたい)。

 

この日のウォーキングの記録はこちら。

 

東京旅行以来、久々の1万歩越え!しかも上った階数は半端ないです。案の定足が棒のようになっていたので、夜は湯船につかってしっかりふくらはぎをもんでおきました。翌日は少し筋肉痛が残っていましたが、翌々日には回復。毎日ウォーキングで坂道を登って鍛えていた甲斐がありました。

 

息子にとっては初めての大台ケ原での登山でしたが、もう私たちよりも先に進んで楽々頂上まで登ってしまうくらい成長していました。こうして一緒にお出かけできるのも短い間だけなので、できるだけ多く外で一緒に過ごす機会を作りたいと思います。