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iDeCoのプラン変更

大学卒業後、最初に入社した会社で企業型DCが始まったのが20代後半でした。30歳でその会社を退職したため、運用のみ行っていました。次に就職した外資系の会社でも企業型DCが始まることとなり、移管して積立と運用をしていました。退職後は大手銀行に移管してiDeCoを続けていました。

 

数年前、運営管理手数料無料のSBI証券に移管して本格的に積み立て(上限の月23,000円)と運用を行っています。私が加入していたのは「オリジナルプラン」というプランだったのですが、より信託報酬が安い商品を取りそろえている「セレクトプラン」の存在を知り、変更を検討しました。

 

セレクトプランとオリジナルプランの違いは下記サイトで解説されています。現在はセレクトプランのみとなっています。

gentosha-go.com

 

iDeCoの受け取り開始を60歳とした場合、運用期間が10年強となることからそのままオリジナルプランで続けた方がメリットが大きくなります。しかし、私は受け取り開始を現在のところ70歳以降を予定しているので、変更したほうが運用リターンを多く受け取る可能性があることから変更を決意しました。

 

変更の手続きは意外にも2か月ほどかかりました。移管に際し、運用していた商品は売却して現金化されるのですが、そのタイミングは自分で決められないため、前もって全ての商品を元本保証商品にスイッチングして利益を確定させておきました。

 

そして、現在のセレクトプランで選択した商品と資産配分はこちらになります。



前のオリジナルプランでは様々な商品に分散投資していて複雑化していたので、これを機会にシンプルにできて良かったです。現在の配分は40代後半にしてはリターン重視型で攻めています。年始からアメリカや日本の市場が好調なことから、今のところ順調に増えています。

 

私の場合、働いていた会社が企業型DCをやっていて、途中解約ができないこと、ある程度の額のため運用益で手数料をカバーできることから、iDeCoを活用しています。iDeCoのメリットとしては掛け金が全額所得控除されることですが、デメリットとしてよく挙げられる60歳まで原則引き出せないことは、人によっては老後資金を貯める上でメリットにもなりえると思います。

 

ただ、今年から新NISAが始まったこともあり、iDeCoをイチから始めるメリットは少し薄れているのではないかと感じます。

 

今までiDeCoの状況はそれほど頻繁にチェックしていなかったのですが、今後は最低でも月1回は確認していこうと思います。