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中学受験することにした理由

5月に息子の英検3級一次試験が終わり、次は公立中高一貫校の受験を目指し、勉強を開始することになりました。

 

元々地元の中学に進むつもりでしたが、行かせたい学校が見つかり、色々調べるうちに中高一貫校には下記のようなメリットがあると思い始めました。

 

1.入学希望の公立中高一貫校が、海外大学への進学を見据えた教育カリキュラムや支援を行っている

希望している学校は、英語の授業が充実している、国際交流に力を入れているだけでなく、海外大学への進学する生徒を育成することを目的の1つとしています。もし本人が希望すれば海外の大学へ進学させたいと以前から考えていました。しかし、日本の大学受験を念頭に置いた学校の勉強にプラス海外の大学受験に向けての勉強をしなければならないことや自ら情報収集をしたり信頼できるエージェントを見つけるのは大変なので、海外大学進学に向けたカリキュラムを組み、情報等を提供してくれる学校に進むのが一番効率的ではないかと思うからです。

 

2.1年間の高校留学へのハードルが低い

以前より、機会があれば高校進学後に1年間の高校留学を経験させたいと考えていました。留学するならオセアニア地域なら高校1年の2月から、9月新年度スタートのカナダなどであれば高校1年の夏休み位からがベストですが、高校受験があると受験勉強と留学準備を同時に進めるのはかなりの負担となります。しかし、高校受験がない中高一貫校であれば、留学準備に専念することができます。また、希望の中高一貫校は海外の高校で取得した単位も高校の単位として認められるため、留年することなく卒業することも可能なため、留学へのハードルはかなり下がります。

 

3.中学から新しい人間関係を築くことができる

地元の中学は2つの小学校の生徒が通うことになるのですが、今息子が通っている小学校からの生徒が3分の2以上を占めるため、トータルで9年間ほぼ同じ人間関係が続くことになります。幸い、息子は今のところ仲の良い友達と楽しい学校生活を送っているので地元の中学への進学は心配ありません。しかし、息子は初対面の人にも気さくに話しかけて自分からどんどん友達を作る外向的なタイプなので、中学からは新しい世界に踏み入れ、新たな人間関係を築くのもよいのではと思い始めました。

 

なぜ海外にこだわるのかというと、息子には日本という枠にとらわれず、自分の暮らしたい国で生きていってほしいからです。日本は今は先進国で、世界一安全で清潔な暮らしやすい国の1つです。ただ少子高齢化が進んでいることや、他の国が急速に経済発展してきていることを考えると、子供が大人になる10年後、20年後はどうなっているかわからない。だから、いざとなったら他の国で生活できる力を身に着けてほしい。日本で生活していくにしても、若い時に世界を知ることはとても大事だと思うからです。もちろん心配もありますが、勉強面だけでなく、親元を離れて生活できるようにサポートできればと思います。