2022年3月春休みのある日の朝、新大阪を出発。
久しぶりの新大阪駅。人が多くてびっくりしました。進学や就職、帰省などで人の移動が多い時期だったからかな。
新幹線は1列が2X2シートでゆったり座れるさくらを選択。
新幹線初乗車の息子はこの先頭車両を見て興奮気味でしたが、乗車するとすぐにSwitchに没頭して、新山口までそのままでした。私は英語を聞いたり本を読んだりするうちに2時間位で目的地に到着。
新山口でレンタカー(トヨタレンタカー:ルーミー)を借り、秋芳洞まで約40分ほどライブ。着いたのがちょうどお昼頃だったので、まずは腹ごしらえ。私は元祖ぜんじかっぱそば、息子は肉うどんを食べました。
わさびを練りこんだ麵だそうですが、全く辛くなく、鉄板の上でカリカリに焼けたそばがクセになりそうでした。レモンの酸味がきいたサッパリした味でいくらでも食べられそう。
そして、いよいよ秋芳洞へ。
この入り口付近は木々の間を鍾乳洞から続く清らかな川が流れていて、マイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
水の綺麗さだけでなく、水量にも圧倒されました。洞窟に入ってからもゴーゴーと水の音が絶えず聞こえて来る位、豊富な地下水が流れていて、この水が少しずつ石灰岩の地面を削って鍾乳洞が形成されているのだとか。以前、家から日帰りで行ける鍾乳洞に行きましたが、そこは人が1人やっとと通れる位の空間だったので、ここの巨大な空間に圧倒されっぱなしでした。
こちら有名な百枚皿。実際は500枚ほどあるそうです。
見どころのポイントには音声案内が設置されていて、ボタンを押すと説明が聴けるのがとてもいい。しかも数か国語あり。小学校高学年になるとこういった説明も理解できるようになり、興味を示してくれるので、連れてきた甲斐があってうれしい。
鍾乳石は100年に1cmしか成長しないそうで、気の遠くなるような長い年月をかけて作られた美しい造形に感心しきりでした。
こちらの巌窟王は何と10万年!かかってこの形になったとか。
鍾乳洞の中はアップダウンが激しくてだんだん足が疲れてクタクタに。日頃テレワーク続きでいかに運動していないかを思い知らされました。コロナは収まりつつあるけれど、込み合うほどの人はおらず、ゆっくり観光することができました。
外に出てゲートの前にあるお店でソフトクリームを買って一休み。駐車場から鍾乳洞まで土産物店や売店、レストランが続いているのですが、石や化石などがたくさん売られているのがとても興味深かったです。うちの息子は化石には興味なさそうだったので何も買いませんでした。
車に戻り、5分位走ると鍾乳洞のちょうど上にある秋吉台へ。
秋芳洞からエレベーターで上がってみたのですが、展望台まで歩くのがしんどかったので洞窟に引き返し、車で再度訪問。
日本最大級のカルスト台地というだけあり、広大な景色が広がっていました。写真だとその雄大さをお伝え出来なくてとても残念です。
私はもう足が痛くてただ眺めているだけでしたが、息子は元気に走り回っていました。
車に戻り、宿を目指します。途中、美しいブルーの湧き水の池「別府弁天池」に立ち寄りました。
ちょっと曇り空だったので、ホームページの池ほどの美しさはありませんでしたが、透き通ったブルーの池にしばし見とれていました。小魚も少し泳いでいました。
夕方、宿に到着。
次の記事に続きます。